医療法人社団晴山会 おしきり眼科

おしきり眼科は武蔵村山市にある眼科(予約優先制)です。

TEL.042-562-6688

〒208-0011 東京都武蔵村山市学園3-50-1

2013年

目から寄生虫が・・・

先週の木曜日終了間際に、「2か月前から目やにが続いていて、ゴロゴロするから良く見たら下まぶたに虫がいたので取り出した。」と言って30歳代の男性が受診しました。

虫は寄生虫のようで、使っているハードコンタクトレンズのケースに入れて持って来ていました。良く見ると、約1cmの線虫が動いていました。私も、初めての経験でどうしようかと惑いましたが、寄生虫の正体を調べないといけないと思い、フローレス試験紙が入ってた小さな瓶にセッシで移しました。掴んだ感じは、以外に硬いという印象でした。

翌日、検査会社に取りに来てもらいましたが、事務は事務で保険請求をどのようにすれば良いのか、混乱していました。

IMG_0025(瓶の底の下縁の所に白い虫体が見えます。)

初めは回虫を疑いましたので、海外渡航歴や消化器症状の有無、変わった生ものを食べなかったか等を訊きましたが、特になく。眼科的所見は、結膜充血や濾胞の他には虫体も見つかりませんでした。後日ペットについても訊きましたが、犬猫ではなくカメを飼っていました。2日後の再診時には、またゴロゴロしたので良く見たらまた3~4匹虫が出てきたとのことでした。

コンタクトレンズは使用中止にしていましたが、コンタクトと一緒に虫体か卵が目に入った可能性が高いので、コンタクトレンズケースや保存液、洗浄液、タオル等コンタクトに関わるものの見直しや糞便検査の必要性を考えていました。

そして、昨日検査結果が届きました。虫体の正体は『東洋眼虫』でした。初めて聴いた名前でした。

早速、ネットで調べると、広島の眼科で同じような例がありました。http://www.onoeye.com/kiseityu.html

また、埼玉の鳩山町の動物病院のHPに詳しく載っていました。http://moriya-ah.jugem.jp/?eid=54

人畜共通の寄生虫ですが、どちらかというと動物病院では有名なようです。

「メマトイ」という小型のハエが媒介で、西日本に多かったのが、最近東に広がってきているようです。

治療法は、回虫に対する駆虫剤のような薬は必要なく、虫体の摘出だけで良いようです。

本人は、自転車に乗っていて虫が目に入ることがあると言って納得していました。但し、ハエが媒介しているので、怪しいコンタクトレンズ関連の物は全て新品に変えるよう指示しました。

でも、「コンタクトレンズと寄生虫」で検索するとたくさん出てくるのには驚きました。

以上、ここ1週間一番気になっていた症例について報告しました。

皆さんも、小バエにはくれぐれもお気を付け下さい。

再びカラーコンタクトレンズについて

Medica Tribune (2013年8月22日号)では、「フォーサム2013大阪」のシンポジウム「カラーコンタクトレンズ(カラーCL)について考える」について取り上げていました。

その中で、京都府立医大眼科外園講師は、カラーCL 装用者に共通するキャラクターは、「病識」、「常識」、「知識」の3つの「識」がないことであると考察し、カラーCL装用者の角膜障害治療には、一筋縄ではいかないことが多く、忍耐が伴うが、「相手が誰であっても失明させない」ことが重要であると指摘しています。また、目を大きく見せる為に、通常のCLにはないような大きなサイズのカラーCLを装用したり、通常の度付きCLの上にカラーCLを二重装用したりする等の想定外のことも紹介しています。

この【「病識」、「常識」、「知識」の3つの「識」がない】が最近頭から離れません。正しく、カラーCL装用者の現状を表していると思います。美白化粧品の健康被害が問題になっていますが、大阪北新地で働いている女性の95%がカラーCLを使用しているという事実もあります。女性の飽くなき美の追求やおしゃれへの関心の高さが、カラーCLの普及を促進しているようです。

すでに「カラーCL」は高度管理医療機器に指定されています。

http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/colorcontact/index.html

今まで眼科医会はカラーCLに関しては無関心でしたが、角膜障害の報告が増えている現状を踏まえて、眼科医も関わるべきだという立場に変わってきました。眼科医も色んな所で、カラーCLの現状や正しい選び方、正しい使用法、正しいケア、そして起こりうる健康被害について患者さんや住民、マスメディアに、また学校保健を通して最近装用者が増えている中高生への啓発活動を行っていく必要があるようです。

http://www.hokenkai.or.jp/kaiho/pdf/0097_302.pdf(学校保健会会報25年9月号の6頁をお読み下さい。)

また、行政は業者に再三指導しているようですが、もっと実効力のある方法で製造業者、販売業者そして医療機器・販売業等の管理者に対して、健康被害の現状を周知して、注意喚起と厳しい指導を行うべきであると思います。(どうみてもディスカウントストアに常勤の管理者がいるとは思えないのですが・・。)また、いつも思うのですが、健康被害が起きた場合のPL法上の責任問題はどうなっているのでしょうかね。

以上、最近気になっている【「病識」、「常識」、「知識」の3つの「識」がない】とカラーCLの問題点について考えてみました。

開院20周年を迎えて

おしきり眼科は平成25年9月1日に開院20周年を迎えました。これも一重に今までに当院に関わってきた関係者や職員、そして地域の皆様の支えのお陰と思っております。この場をお借りしまして、皆様に厚くお礼申し上げます。

 

平成5年9月1日にスタートし、初日は53名の患者さんが訪れました。その年の11月には最初の白内障手術を行い、平成9年には組織を医療法人社団晴山会にし、平成10年から外来の予約制を導入しました。

開院当初は近燐に眼科手術を行っている施設がなかったので、地域の皆様の要望にこたえる為に平成15年7月まで白内障等の日帰り手術を行っていました。その後は、眼科手術を行う施設が増えてきたこともあり、有床診療所から無床診療所に変更して、外来診療中心になりました。網膜等のレーザー治療も行ってきていますが、医療技術や治療法の進歩に伴い薬剤を眼内に注射する治療法が確立してきたこともあり、件数は減少傾向にあります。

 

メガネに関しては、開院当初は毎日メガネ屋さんに出張販売をお願いしていましたが、諸般の事情により途中から水曜日の午後にメガネ相談日として患者さんへのサービスを実施しています。

コンタクトレンズに関しても当初は院内で販売していましたが、薬事法の改正に伴う施設改修ができなかった為、現在はコンタクトレンズの処方箋の発行を行い学園通り調剤薬局での購入をお願いしています。

 

私も中学や高校の同級会では定年退職や再就職が話題になる年齢ですが、今後の体調次第ですが体が元気であれば、今までのペースを落としながらも、体の許す限りは地域の皆様の為に医師として働きたいと思っています。

小さな診療所でできることは限られていますが、地域の皆様の為にもしっかりした病診連携を行いながら、適切な医療を提供できるように職員一同力を合わせて頑張りたいと思っていますので、今後も何卒よろしくお願い申し上げます。

平成25年9月1日

おしきり眼科

院長 押切 勝

視力と手術時期について

視機能に関する検査には、視力検査、屈折検査、調節検査、眼位検査、両眼視検査、眼球運動検査、視野検査、色覚検査、光覚検査等があります。更に、視力検査には裸眼視力検査と矯正視力検査、両眼開放視力検査、近見視力検査、動体視力検査等があります。

一般的に眼科で行われる視力検査は片眼づつの裸眼視力検査と矯正視力検査です。

時々、患者さんの訴えと眼科医の見解が食い違うことがあります。患者さんはメガネやコンタクトレンズを使用していても裸眼視力の結果で症状を訴えることが多いようです。それに対して眼科医は矯正視力の結果に基づいて病状を判断します。メガネやコンタクトレンズを使用していなければそれらを勧めますし、現在使用しているメガネやコンタクトレンズで矯正した視力が不十分な場合は作り直しを勧めます。その為、話が食い違って混乱することがあります。

例えば白内障の場合、メガネやコンタクトレンズで近視や遠視、乱視を矯正して視力が出ていて、日常生活に支障がなければ問題なしと判断して、白内障があっても通常はすぐに手術を勧めることはありません。前述しましたように、視力検査は視機能の一部を見ているにすぎませんので、他の視機能や日常生活にどのような支障があるのかなども総合的に判断して、手術時期や治療法を決めて行きます。

最近では、白内障手術の技術や器械の進歩に伴い安全性が向上して手術時間が短縮され、合併症の危険性も減少しつつあるため、手術を以前より早目に行う傾向にあります。それでも、患者さんの全身合併症や仕事の内容、生活パターン等の目以外の要素も考慮して総合的に判断しますので、主治医とよく相談して手術時期や治療法を決めるようにしましょう。

糖尿病と虹彩炎について

糖尿病が原因で生じる目の合併症の一つに「虹彩炎」があります。

虹彩炎は、瞳を取り囲んでいる茶色(多くの日本人の場合)の部分である「虹彩」の炎症です。

症状としては、視力低下、充血、眼痛、霧がかかって見える霧視、ゴミが浮遊しているように見える飛蚊症、光を眩しく感じる等があります。

病気が進行すると、フィブリン膜が形成されたり、虹彩と水晶体の前面が癒着して本来円形の瞳孔がクローバー状に変形することがあります。また、眼圧が上昇して続発性緑内障を起こして角膜の浮腫が生じて更に視力低下が進行することがあります。

治療は、原則として炎症を抑えるステロイドホルモンの点眼薬や虹彩を安静にさせる散瞳薬を用います。続発性緑内障を合併している場合は眼圧を下げる点眼薬も使用します。

糖尿病のコントロール状態が悪いと発症しやすいので、目の治療と並行して糖尿病の内科的治療も欠かせません。

虹彩炎の治療には早期発見・早期治療が大切です。糖尿病は、この虹彩炎の他に様々な目の合併症を引き起こします。

糖尿病の患者さんは日頃から定期的に眼科を受診しましょう。

そして、目の異常を感じたら速やかに眼科を受診して下さい。

伊豆シャボテン公園

GWの帰りの日は、伊豆シャボテン公園に立ち寄って来ました。

一部制限がありましたが、ワンコと一緒に回ってきました。

緑一色のイメージでしたが、予想に反してシャボテンの花がカラフルで綺麗でした。

お土産用にシャボテン狩りもしました。

DSC_0347

駐車場が混雑していて、麓の大室山の前の駐車場に停めて、麓駅からシャトルバスでメインゲートに行きました。

DSC_0319

園内から眺めた大室山。

DSC_0326

オレンジ色のシャボテンの花。

メモするのを忘れましたので、名称は不明です。

DSC_0328

 

DSC_0331

色鮮やかな赤紫色の花。

DSC_0336

今回一番驚いたリング状に花が咲いたシャボテン。

綺麗にリング状に並んで、まるで宝石のような輝きの花でした。

DSC_0243大室山山頂から小室山方面の眺め。

 

DSC_0234

近くのドッグカフェpupu cafe http://www.pupucafe.com/ にて、暑いので木陰で涼む愛犬のチビです。

尚、伊豆シャボテン公園のホームページはこちらです。http://shaboten.co.jp/

フェイスブックはこちらになります。https://www.facebook.com/shaboten.group

らんの里堂ヶ島

GWの後半は、ワンコと一緒に伊豆へ行ってきました。

伊豆高原はほとんど回りましたので、今回はちょっと遠出して西伊豆の堂ヶ島にも行ってみました。

らんの里と加山雄三ミュージアムに行くのが目的でした。

DSC_0253

 ワンコも一緒に園内に入ることができます。

DSC_0267

ピンクと白の胡蝶蘭。

DSC_0270

赤いブラシのような花。

テロペア・スペキオシッシマ(オーストラリア原産)

(花の名前をメモするのを忘れましたので、花の名称が不明な写真があります。)

DSC_0271

 

DSC_0275

 赤い舌のようなアンスリウム。

DSC_0276

 

DSC_0277

 

DSC_0307

 

DSC_0308

 中心部がピンクと黄緑色のコチョウラン。

DSC_0282

園内のつり橋からの眺め。小さな入り江にクルーザーが停泊していました。

お土産は、特殊製法で作ったドライフラワーのグラスフラワーを待合室用に購入してきました。

ついでに、隣の加山雄三ミュージアムで以前から探していた加山雄三カバー・ソングス ホライズンのCDも購入してきました。

尚、らんの里堂ヶ島のホームページはこちらです。http://www.dogashima.com/

フェイスブックはこちらになります。https://www.facebook.com/dogashima#!/dogashima

 

山形の桜 置賜さくら回廊編

中学校の同級会の翌日。同級生に観光タクシーをお願いして中学校の学区内の桜と白鷹・長井の置賜さくら回廊を巡って来ました。

同級生なので気兼ねなく、格安で楽しい旅でした。

途中、桜の写真を撮りに来ていた同級生にも会うことができました。

IMG_0265

 最上義光の菩提寺光禅寺。小学校の通学路の近道で、良く遊んでいました。

IMG_0267平清水の平泉寺。ちょうど春のお祭りの準備をしていました。

近くの「七右衛門窯」は、同級生の嫁ぎ先です。

IMG_0281

春の苗代の種蒔きの頃に花が咲く『八乙女種まき桜』。

八幡神社の境内にあり、源義家が8人の乙女に舞楽を奉納させたと言われています。

IMG_0289

称名寺阿弥陀堂の桜。雪山とのコントラストが綺麗でした。

IMG_0297

赤坂の薬師桜。樹齢970年。

IMG_0300

山口奨学桜。今回の中では一番満開でした。

IMG_0309

十二の桜。樹齢400年の老木の古株が残り、現在は3代目のエドヒガンザクラ。

十二は「十二薬師堂」の意。

IMG_0313

薬師桜。樹齢1200年のエドヒガンザクラ。

坂上田村麻呂が奥州征伐の時に手植えしたものと言われています。

IMG_0323

釜の越桜。樹齢800年のエドヒガンザクラ。

手前の大木の方で、花は一部にしか咲いていません。

源義家がこの近くに陣を張った時に、桜の下の石でかまどを築いたとの伝説があります。

IMG_0329

白兎のしだれ桜。日本三十三枝垂れ桜の一つ。

IMG_0336

草岡の大明神桜。

伊達政宗が鮎貝の初陣の際、敗れてこの桜の洞に隠れたと言われています。

 

IMG_0342

最上川堤防の千本桜。約二キロにわたってソメイヨシノが300本植えられています。

(今回付き合ってもらった八千代タクシー。)

IMG_0355

伊佐沢の久保桜。樹齢1200年のエドヒガンザクラ。

坂上田村麻呂と豪族の久保氏の娘の伝説があります。

ソメイヨシノとは違う色んな桜を楽しめました。

観光客も多く、老木が多くまだ満開ではありませんでしたが、なんかそっとしておいた方が良いような気もしました。

時間の関係で他の桜は見れませんでしたが、次回の楽しみにとって置きます。

山形の桜 霞城公園編

GW前半は、山形の中学校の同級会に行って来ました。

山形で桜を見るのは、学生時代以来ですので、桜の名所の一つの『霞城公園』に行って来ました。

東京でできなかった花見を堪能してきました。皆様もお楽しみ下さい。

尚、容量の制限がありましたので、画質を落としています。

IMG_0153 -ブログ二ノ丸東大手門から南側の霞城セントラルを眺める。

 

IMG_0169勇壮な最上義光騎馬像。

 

IMG_0181二ノ丸北不明門の桜。

IMG_0193城内の少年野球の試合。

IMG_0196二ノ丸西不明門の桜。

IMG_0208城内の野球場での母校の試合。

IMG_0235東大手門の櫓。

IMG_0240二ノ丸東大手門の全景。

IMG_0154二ノ丸東大手門の北側の堀の桜。

まつ毛エクステについて

最近、30代・40代の女性がまつ毛エクステをした後、瞼が腫れたり、目の痛みを訴えて来院することがありました。

多くは接着剤の影響や施術する人によりばらつきがあり技術が未熟な為のようです。

エクステのまつ毛が脱落して目の表面を擦っていることもありました。

国民生活センターから22年2月17日付で「まつ毛エクステンションの危害」についての文書が公開されていますので、是非ご覧下さい。http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20100217_2.pdf

まつ毛エクステについては美容師さんからきちんと説明を聞いてから受けて下さい。

カラコンもそうですが、業者の宣伝に乗ってファッションや美容ばかりに囚われて、身体への影響や危害がないがしろにされるのはいかがなものかと常々思っています。