医療法人社団晴山会 おしきり眼科

おしきり眼科は武蔵村山市にある眼科(予約優先制)です。

TEL.042-562-6688

〒208-0011 東京都武蔵村山市学園3-50-1

04月

まつ毛エクステについて

最近、30代・40代の女性がまつ毛エクステをした後、瞼が腫れたり、目の痛みを訴えて来院することがありました。

多くは接着剤の影響や施術する人によりばらつきがあり技術が未熟な為のようです。

エクステのまつ毛が脱落して目の表面を擦っていることもありました。

国民生活センターから22年2月17日付で「まつ毛エクステンションの危害」についての文書が公開されていますので、是非ご覧下さい。http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20100217_2.pdf

まつ毛エクステについては美容師さんからきちんと説明を聞いてから受けて下さい。

カラコンもそうですが、業者の宣伝に乗ってファッションや美容ばかりに囚われて、身体への影響や危害がないがしろにされるのはいかがなものかと常々思っています。

カラーコンタクトレンズによる眼障害

今日もカラーコンタクトレンズを使用して、目の充血や眼痛で受診した方が2名いました。二人とも問診表ではコンタクトレンズを使用していないことになっていて、話を聞いて行くうちに使用していることが分かりました。

カラーコンタクトレンズのファッション性が先行して、その正しい選び方・使い方・手入れの仕方、その危険性が知られていないのが現状のようです。

日本コンタクトレンズ学会が調査したところ、2012年7月~9月の3ヶ月間で395件のカラーコンタクトレンズ(カラーCL)による眼障害の報告があったそうです。そのうち、97.7%が女性で、86.5%が15~29歳ということでした。

カラーCLによる眼障害では、角膜潰瘍や角膜浸潤の割合が通常のクリアCLより高かったそうです。

眼障害を起こしたカラーCLの約90%が酸素透過性が低く非イオン性の素材で作られていて、このタイプは韓国や台湾で製造されるほとんどのカラーCLが当てはまり、現在のクリアなCLではほぼ使用されていません。
カラーCLの着色は、レンズの内面又は外面に着色剤を印刷する、着色剤を素材の間に挟んでサンドイッチ構造にして包み込むという3つの方法があり、内面にした場合は角膜障害を、外面の場合は結膜障害を生じやすく、包み込んだものは比較的安全であると言われています。

現在、カラーCLは雑貨店やインターネットを通じて購入することができ、眼障害を起こした395人に調査したところ、購入時に眼科を受診しなかった人は80.3%もおり、ほとんどの障害例は眼科医の処方なしにカラーCLを使用していたことが分かりました。
加えて、人と共有使用する人も少なくなく、ファッションとしてカラーCLを使用する意識にも問題があるようです。

また、通常のカラーCLは、毎日使い捨てと2週間・1カ月交換だけですが、雑貨店などで販売されているものの中には、6カ月から1年使用できると表示しているものもあり、規格外で粗悪な商品もあることを認識しておく必要があります。

では、眼障害を防ぐにはどうすれば良いのでしょうか。

まず眼科を受診し、処方されたカラーCLを選ぶことが大切です。その上で、通常のCLと同様に説明書に書かれたケア(洗浄・殺菌)や装着方法を守り、定期検診を受けることが大切です。そして、できるだけクリアなCLと併用し、おしゃれをしたい時だけにカラーCLを使用する。この場合は、毎日使い捨てタイプがベストだといわれています。
また、着色面積が広いタイプではなく、着色面積の少ないリングタイプを選ぶなど、視機能への影響が少ないものを選ぶことも大切です。

以上、エキサイトニュースを参考にしました。http://www.excite.co.jp/News/column_g/20130312/Cobs_il_201303_3395.html

尚、当院で扱っているカラーCLは着色面積が少ない一部のリングタイプだけです。それ以外のカラーCLの処方は出来かねますので、何卒ご了承下さい。

予防接種と先天性風疹症候群について

武蔵村山市の25年度予防接種の説明会が4月5日にありました。

25年4月から、従来任意の予防接種だった「子宮頚がんワクチン、Hibワクチン、小児肺炎球菌ワクチン」が定期接種になりました。これに伴い、自己負担金はなくなります。

市独自の事業として、『子宮頚がんワクチン定期接種もれ者救済事業』が25年度限定(26年3月31日まで)で行われます。

接種対象者は、平成8年4月2日~平成9年4月1日生まれの女性で、24年度中に子宮頚がんワクチンの予防接種を1回または2回受けた方が対象になります。自己負担金は1回1,500円になります。

また、都の補助金を利用して『先天性風疹症候群(CRS)の予防を目的とした予防接種』も実施します。

対象者Aは、ここ1年以内に妊娠を予定している19歳以上の女子で、原則的に風疹の罹患および予防接種歴のない方。

対象者Bは、妊娠している女性の夫であり、かつその妊娠している女性が、妊婦健診で実施する風疹抗体価検査で8以下の方の夫または児の父親です。自己負担はありません。

ただし、接種期限は対象者Aは26年3月31日まで、対象者Bは25年9月末日までです。

詳しくは、市の健康推進課にお問い合わせ下さい。

ところで、先天性風疹症候群(CRS)とはどんな症状が出るのでしょうか。妊娠初期に風疹に罹患した母親から心臓奇形、眼奇形、聾を三徴とする、様々な症状を呈する児が生まれることがあります。

目の症状としては、白内障が生下時または出生後すぐから認められ、発生頻度は60%と言われています。両眼性、片眼性どちらの場合もあり、その手術予後は一般にあまり良くありません。他には、角膜混濁、虹彩萎縮、緑内障、網膜の変性などがあります。

予防接種については、本来医師会のホームページで取り上げるべきでしょうが、眼科にも関係があるので当院のHPで今回アップしました。