医療法人社団晴山会 おしきり眼科

おしきり眼科は武蔵村山市にある眼科(予約優先制)です。

TEL.042-562-6688

〒208-0011 東京都武蔵村山市学園3-50-1

未分類

ゴールデンウイーク

ゴールデンウイークはワンコと恒例の伊豆高原に行ってきました。

既に色んな観光施設は見て回ったので、最近は季節の花や自然を楽しむようになって来ました。

その影響で自宅でもガーデニングを楽しんでいます。

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修善寺温泉 指月殿

(伊豆で最も古い木造建築)

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竹林の小径のアヤメ

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竹林の小径

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伊豆ドックランで遊ぶ愛犬のチビ

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河津バガテル公園のバラ その1

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河津バガテル公園のバラ その2

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河津バガテル公園のバラ その3

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河津バガテル公園のバラ その4

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小室山ツツジ祭り

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 つつじの花

小学生の裸眼視力について

明日も雪になりそうですが、越後湯沢に日帰りスキーに行く予定です。2週続けてキャンセルしましたので、今回は気合を入れて行って来ます。

ところで、雪が続いて時間があったので日本眼科学会雑誌をゆっくり読めました。その中で、面白い論文がありましたので紹介します。

政府統計による小学生の裸眼視力不良の増加傾向と関係因子について検討した研究です。1979年~2012年の小学生の裸眼視力0.7未満について検討しています。

その結果は、視力不良者の増加は単純ではなく、一時期減少傾向を示し、その時期に身長の伸びも止まっていた。視力不良は日照時間と負の関係を示し、身長とは単回帰でのみ正の関係を認めた。学習時間とテレビゲーム時間は視力不良と有意の関係は認められなかった。結論として、小学生の裸眼視力不良をその大部分を占める近視によるものとみなすと、近視の発症は光環境の影響を受けると考えられるとしています。

学校保健統計調査における統計データーを用い、小学校全学年の裸眼視力0.7未満の者の割合を調べ、同時期の小学6年生の男女平均身長の経年推移や全国学力テストから学習時間、テレビゲーム時間、睡眠時間の調査結果、気象庁ホームページから県庁所在地の年間日照時間の観測値を入手しています。

小学生の裸眼視力不良者割合の経年推移は増加傾向を示していたが、1995年頃以後の一時期その増加は止まり、年度によっては逆に減少していた。2004年以後は再び増加傾向にあった。身長の経年推移も同様に1995年ころまで伸びる傾向にあり、それ以後は伸びが止まっていた。一方、日照時間が長い県ほど視力不良者が少ない負の関係が認められた。学習時間、テレビゲーム時間、睡眠時間は一時期を除くと視力不良者と有意の関係を認めていませんでした。

考察では、テレビゲームが近年の視力不良傾向の主な原因とは考えにくい。1995年頃からの視力不良傾向の頭打ちは、ほぼ同時期に導入された「ゆとり教育」による学習時間減少と関連付ける見方も可能と思われる。個人の野外活動時間と環境の日照時間はどちらも昼間の光が近視進行に抑制的に働くことを示している。夜間の光は逆に促進的に影響するのではないか。昔に比べて夜間が明るくなってきているのは事実であり、光環境の変化は近視化傾向の原因の候補と考えることができる。今後、慨日リズムを変調させる夜間光環境等の因子と共に、睡眠と屈折異常との関係についての検討が望まれるとしています。さらには、光環境の経年差も乳児期から影響するはずなので、近視化傾向が乳幼児期から始まっていることが確認できれば、原因解明につながるのではないかと述べています。

以上、身長や光環境、特に夜間の光環境と近視進行との関連に着目した所が気になりました。

(参考文献:枩田享二、横山連:政府統計による小学生の視力不良の経年推移と関係因子の解析、日眼会誌118:104-110、2014.)

 

 

MCレンズ

近視進行を抑制する「MCレンズ」がカールツァイスビジョンから発売されています。大人が使用する遠近両用眼鏡のような累進焦点レンズです。

MCレンズで近くを見ると、調節が助けられ過度な負担を軽減することができます。そのことによって、近視の進行を抑制するのだそうです。7歳頃を目安に近視が進行し始めたら装用を開始して、18歳頃まで装用を続けた方が良いようです。

岡山大学の4年間の研究では、通常の単焦点眼鏡に比べてMCレンズの方が15%近視の抑制に有効であったそうです。但し、抑制効果には個人差があるようです。

完全に近視の進行を止めたり、近視を治すレンズではありません。近視の進行を抑えて、最終的に近視の程度を軽くするのが目的です。

販売店が限定されていて、当院と提携しているオグラ眼鏡店(八王子店)やアンファン(伊勢丹立川店)で取り扱っています。金額は単焦点レンズと変わらないそうです。

院内の絵画等

フクロウグッズやトールペイント以外の絵画も展示しています。待ち時間の暇つぶしにご覧下さい。

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開業時祝いで頂いた「おかもとみわこ」さんの作品(158/200)(待合室)

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伊勢丹立川店で見つけたLeinard Weber氏の作品。(24/400)(玄関ホール)

 

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開業祝いの3D。眼科とは関係ありませんが、ユーモアがあります。(受付)

IMG_0112フォトフレーム。オリジナルのスライドショーが見れます。

緊急地震速報にも対応しています。(待合室)

院内のトールペイント

フクロウグッズ以外のトールペイント(Y.Oshikiri作)も院内に展示しています。

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 トールペイントについての説明です。

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おしきり眼科をイメージした作品です。(待合室)

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テントウ虫がポイントです。(検査室)

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かみさんのお気に入りです。(待合室)

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お気軽にお越し下さい。(検査室)

IMG_0116   以前に作成したプレート。(処置室)

院内のフクロウ

院内に掲示してあったフクロウグッズを、リフォームに合わせて整理して新しいものも加えました。

来院の際はどこにあるのか、探してみて下さい。

IMG_0095「北に帰ろう」(診察室)

IMG_0099北海道の木彫り(診察室)

IMG_0100フクロウの目が動く時計(診察室)

IMG_0103シマフクロウ(守り神)(暗室)

IMG_0104北海道の自然の色の寄木細工(検査室)

IMG_0105お馴染み藤城清治氏の影絵(検査室)

IMG_0110七宝焼き(待合室)

IMG_0118似顔絵ではありません。(Lous Schmitt作)(診察室入口)

詳しくはホームページのフクロウグッズコレクションをご覧下さい。http://www.oshi-eye.com/owl-1.htm

新年のご挨拶

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新年明けましておめでとうございます。

 昨年は開院20周年を迎えることができました。今後も地域の皆様の為に、身近な眼科として微力ながらも貢献できるように努力したいと考えています。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 (写真は昨年末にスカイツリーの天空回廊から撮影した富士山です。)

目から寄生虫が・・・

先週の木曜日終了間際に、「2か月前から目やにが続いていて、ゴロゴロするから良く見たら下まぶたに虫がいたので取り出した。」と言って30歳代の男性が受診しました。

虫は寄生虫のようで、使っているハードコンタクトレンズのケースに入れて持って来ていました。良く見ると、約1cmの線虫が動いていました。私も、初めての経験でどうしようかと惑いましたが、寄生虫の正体を調べないといけないと思い、フローレス試験紙が入ってた小さな瓶にセッシで移しました。掴んだ感じは、以外に硬いという印象でした。

翌日、検査会社に取りに来てもらいましたが、事務は事務で保険請求をどのようにすれば良いのか、混乱していました。

IMG_0025(瓶の底の下縁の所に白い虫体が見えます。)

初めは回虫を疑いましたので、海外渡航歴や消化器症状の有無、変わった生ものを食べなかったか等を訊きましたが、特になく。眼科的所見は、結膜充血や濾胞の他には虫体も見つかりませんでした。後日ペットについても訊きましたが、犬猫ではなくカメを飼っていました。2日後の再診時には、またゴロゴロしたので良く見たらまた3~4匹虫が出てきたとのことでした。

コンタクトレンズは使用中止にしていましたが、コンタクトと一緒に虫体か卵が目に入った可能性が高いので、コンタクトレンズケースや保存液、洗浄液、タオル等コンタクトに関わるものの見直しや糞便検査の必要性を考えていました。

そして、昨日検査結果が届きました。虫体の正体は『東洋眼虫』でした。初めて聴いた名前でした。

早速、ネットで調べると、広島の眼科で同じような例がありました。http://www.onoeye.com/kiseityu.html

また、埼玉の鳩山町の動物病院のHPに詳しく載っていました。http://moriya-ah.jugem.jp/?eid=54

人畜共通の寄生虫ですが、どちらかというと動物病院では有名なようです。

「メマトイ」という小型のハエが媒介で、西日本に多かったのが、最近東に広がってきているようです。

治療法は、回虫に対する駆虫剤のような薬は必要なく、虫体の摘出だけで良いようです。

本人は、自転車に乗っていて虫が目に入ることがあると言って納得していました。但し、ハエが媒介しているので、怪しいコンタクトレンズ関連の物は全て新品に変えるよう指示しました。

でも、「コンタクトレンズと寄生虫」で検索するとたくさん出てくるのには驚きました。

以上、ここ1週間一番気になっていた症例について報告しました。

皆さんも、小バエにはくれぐれもお気を付け下さい。

再びカラーコンタクトレンズについて

Medica Tribune (2013年8月22日号)では、「フォーサム2013大阪」のシンポジウム「カラーコンタクトレンズ(カラーCL)について考える」について取り上げていました。

その中で、京都府立医大眼科外園講師は、カラーCL 装用者に共通するキャラクターは、「病識」、「常識」、「知識」の3つの「識」がないことであると考察し、カラーCL装用者の角膜障害治療には、一筋縄ではいかないことが多く、忍耐が伴うが、「相手が誰であっても失明させない」ことが重要であると指摘しています。また、目を大きく見せる為に、通常のCLにはないような大きなサイズのカラーCLを装用したり、通常の度付きCLの上にカラーCLを二重装用したりする等の想定外のことも紹介しています。

この【「病識」、「常識」、「知識」の3つの「識」がない】が最近頭から離れません。正しく、カラーCL装用者の現状を表していると思います。美白化粧品の健康被害が問題になっていますが、大阪北新地で働いている女性の95%がカラーCLを使用しているという事実もあります。女性の飽くなき美の追求やおしゃれへの関心の高さが、カラーCLの普及を促進しているようです。

すでに「カラーCL」は高度管理医療機器に指定されています。

http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/colorcontact/index.html

今まで眼科医会はカラーCLに関しては無関心でしたが、角膜障害の報告が増えている現状を踏まえて、眼科医も関わるべきだという立場に変わってきました。眼科医も色んな所で、カラーCLの現状や正しい選び方、正しい使用法、正しいケア、そして起こりうる健康被害について患者さんや住民、マスメディアに、また学校保健を通して最近装用者が増えている中高生への啓発活動を行っていく必要があるようです。

http://www.hokenkai.or.jp/kaiho/pdf/0097_302.pdf(学校保健会会報25年9月号の6頁をお読み下さい。)

また、行政は業者に再三指導しているようですが、もっと実効力のある方法で製造業者、販売業者そして医療機器・販売業等の管理者に対して、健康被害の現状を周知して、注意喚起と厳しい指導を行うべきであると思います。(どうみてもディスカウントストアに常勤の管理者がいるとは思えないのですが・・。)また、いつも思うのですが、健康被害が起きた場合のPL法上の責任問題はどうなっているのでしょうかね。

以上、最近気になっている【「病識」、「常識」、「知識」の3つの「識」がない】とカラーCLの問題点について考えてみました。

開院20周年を迎えて

おしきり眼科は平成25年9月1日に開院20周年を迎えました。これも一重に今までに当院に関わってきた関係者や職員、そして地域の皆様の支えのお陰と思っております。この場をお借りしまして、皆様に厚くお礼申し上げます。

 

平成5年9月1日にスタートし、初日は53名の患者さんが訪れました。その年の11月には最初の白内障手術を行い、平成9年には組織を医療法人社団晴山会にし、平成10年から外来の予約制を導入しました。

開院当初は近燐に眼科手術を行っている施設がなかったので、地域の皆様の要望にこたえる為に平成15年7月まで白内障等の日帰り手術を行っていました。その後は、眼科手術を行う施設が増えてきたこともあり、有床診療所から無床診療所に変更して、外来診療中心になりました。網膜等のレーザー治療も行ってきていますが、医療技術や治療法の進歩に伴い薬剤を眼内に注射する治療法が確立してきたこともあり、件数は減少傾向にあります。

 

メガネに関しては、開院当初は毎日メガネ屋さんに出張販売をお願いしていましたが、諸般の事情により途中から水曜日の午後にメガネ相談日として患者さんへのサービスを実施しています。

コンタクトレンズに関しても当初は院内で販売していましたが、薬事法の改正に伴う施設改修ができなかった為、現在はコンタクトレンズの処方箋の発行を行い学園通り調剤薬局での購入をお願いしています。

 

私も中学や高校の同級会では定年退職や再就職が話題になる年齢ですが、今後の体調次第ですが体が元気であれば、今までのペースを落としながらも、体の許す限りは地域の皆様の為に医師として働きたいと思っています。

小さな診療所でできることは限られていますが、地域の皆様の為にもしっかりした病診連携を行いながら、適切な医療を提供できるように職員一同力を合わせて頑張りたいと思っていますので、今後も何卒よろしくお願い申し上げます。

平成25年9月1日

おしきり眼科

院長 押切 勝