医療法人社団晴山会 おしきり眼科

おしきり眼科は武蔵村山市にある眼科(予約優先制)です。

TEL.042-562-6688

〒208-0011 東京都武蔵村山市学園3-50-1

10日

カラーコンタクトレンズによる眼障害

今日もカラーコンタクトレンズを使用して、目の充血や眼痛で受診した方が2名いました。二人とも問診表ではコンタクトレンズを使用していないことになっていて、話を聞いて行くうちに使用していることが分かりました。

カラーコンタクトレンズのファッション性が先行して、その正しい選び方・使い方・手入れの仕方、その危険性が知られていないのが現状のようです。

日本コンタクトレンズ学会が調査したところ、2012年7月~9月の3ヶ月間で395件のカラーコンタクトレンズ(カラーCL)による眼障害の報告があったそうです。そのうち、97.7%が女性で、86.5%が15~29歳ということでした。

カラーCLによる眼障害では、角膜潰瘍や角膜浸潤の割合が通常のクリアCLより高かったそうです。

眼障害を起こしたカラーCLの約90%が酸素透過性が低く非イオン性の素材で作られていて、このタイプは韓国や台湾で製造されるほとんどのカラーCLが当てはまり、現在のクリアなCLではほぼ使用されていません。
カラーCLの着色は、レンズの内面又は外面に着色剤を印刷する、着色剤を素材の間に挟んでサンドイッチ構造にして包み込むという3つの方法があり、内面にした場合は角膜障害を、外面の場合は結膜障害を生じやすく、包み込んだものは比較的安全であると言われています。

現在、カラーCLは雑貨店やインターネットを通じて購入することができ、眼障害を起こした395人に調査したところ、購入時に眼科を受診しなかった人は80.3%もおり、ほとんどの障害例は眼科医の処方なしにカラーCLを使用していたことが分かりました。
加えて、人と共有使用する人も少なくなく、ファッションとしてカラーCLを使用する意識にも問題があるようです。

また、通常のカラーCLは、毎日使い捨てと2週間・1カ月交換だけですが、雑貨店などで販売されているものの中には、6カ月から1年使用できると表示しているものもあり、規格外で粗悪な商品もあることを認識しておく必要があります。

では、眼障害を防ぐにはどうすれば良いのでしょうか。

まず眼科を受診し、処方されたカラーCLを選ぶことが大切です。その上で、通常のCLと同様に説明書に書かれたケア(洗浄・殺菌)や装着方法を守り、定期検診を受けることが大切です。そして、できるだけクリアなCLと併用し、おしゃれをしたい時だけにカラーCLを使用する。この場合は、毎日使い捨てタイプがベストだといわれています。
また、着色面積が広いタイプではなく、着色面積の少ないリングタイプを選ぶなど、視機能への影響が少ないものを選ぶことも大切です。

以上、エキサイトニュースを参考にしました。http://www.excite.co.jp/News/column_g/20130312/Cobs_il_201303_3395.html

尚、当院で扱っているカラーCLは着色面積が少ない一部のリングタイプだけです。それ以外のカラーCLの処方は出来かねますので、何卒ご了承下さい。